大学院進学ガイド

大学院進学ガイダンスが5/23(土)に行われますのでこの機会を積極的に利用してください。また極力研究室を訪問して相談してください。e-mailでの問い合わせも大歓迎します。

杉野研究室は、主に数値計算をベースにした物性の理論的研究を行っています。

研究の対象は、モデルやその数学的構造といったものではなく、現実の物質およびその物性となります。それを定量的に求めることにより物性予測をするのが目的です。対象となる物質系は例えば結晶、表面・界面、ナノ構造物などです。

これまで次のような謎/目標にチャレンジしてきました。

表面構造がSTM探針により変化するのは、電子状態のどのような性質に起因するのだろうか。探針による電場効果と電位効果のどちらが直接的に効いているのだろうか。
水の電気分解や燃料電池反応は、原子レベルではどのように起こっているのだろうか。化学エネルギーと電気エネルギーの変換がなぜ白金と水という組み合わせで極めて効率的に起こるのだろうか。
物質の励起状態を計算するにはどのようなアルゴリズムが最適だろうか。量子効果と非断熱効果まで含めた究極のシミュレーションにどこまでで迫れるだろうか。
準安定状態に煩わされずに構造相転移を的確に計算するにはどうすればよいだろうか。
これらの研究の目指すものは、マイクロ・メートルからメートルの世界で起こる物性現象をサブ・ナノメートル(オングストローム)での原理に基づきすべて説明することにあります。

このような研究を行う場に身を置き、2年または5年間がんばってみたいと思う学部学生はまずコンタクトしてください。